まずは製図を描いた。
基本になる羽織物は、昔作って今ヘビロテの服。
いつもこの替えが欲しいと思っていた。
この羽織物は2012年に作っていた。
背中にもピンタックが無数に入っていて、肩にはヨークが前と後ろと2重にあり、丈夫でもあった。
デザインは自分で描いたもの。
これをこんなに複雑に作る作業はもう出来ないので、大幅に簡単にする。
①ピンタックは無し
②襟無し
③肩ヨーク無。
無しづくしですが、シンプルです。
ただし!!
Xの前身ごろの打ち合わせをより 拡大する。
Xラインの開きが大きくなって、目立たせる。
そして1ボタンの位置をもう少し下げてウェストのやや上あたりにする。
言うは簡単。
問題は X にして その線が歪まないかどうかだ。
特に首の近くの V の線は きれいでないといけない。
上のVさえきれいであったら、 下は少々波打っても良い(と考えた)。
芯は貼らない。ここがネック。
というのは微妙なベージュなので、白い芯を貼ったらそこだけ白っぽくなる。
ベージュもそっくりな色の芯を見つける根気がない。
芯を貼らない。
共布を使う。
裁断。
右端をのこして 見返し分をここで取る、
さあ、切りじつけ。